前回: stellaris 艦船設計および艦隊構成 検証メモ1 | 曖昧な箱
単位時間といっていたアレは、どうやらゲーム内の日数らしい。確かにあのアイコンは他の場面で日付を扱うときにもあった気がする…。ということで以降は短時間を日と呼ぶことにする。
コルベット vs フリゲート 続き
対空コルベット1隻 vs フリゲート3隻
前回複数種類の武装を乗せてしまい検証に面倒が生じた。のでまずこれを用意。

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結果、15か月かけてフリゲートがコルベットを撃沈した。
これは攻撃役がいれば間違いなく敵のフリゲートは消し飛んでいる。防空としては十分だろう。ということは前回フリゲート3隻投げたら一瞬でコルベット倒してたアレは、フリゲート君しっかり魚雷撃ててたんですね。全然みえなかったけど。
仮定として、艦船速度の218は非戦闘時の最大速度である、戦闘時は必ずしも常にその速度で移動するわけではない、ミサイルの速度表示と艦船の速度表示の単位は同一である、とする。
まず目視ではあるがフリゲートが発射したミサイルがコルベットに届くまでは4日~5日かかっていた、ひとまず4日とする。はじめ艦隊が交差した後はコルベットがフリゲートの周りを旋回しながら引き撃ちし続ける形になっておりセンチネル対空砲はフリゲートに届いていたということから、コルベットとフリゲートの距離はおおよそ30に保たれていた。速度18のミサイルは着弾に4日かかったことと合わせると、ミサイル発射から着弾までのコルベット移動量は30+4*18=102。艦船設計 – Stellaris@JP Wiki*によると星系中心からマップ端が300程度らしいので、まあ大体目視で確認した移動量と同じだった。やっぱ速度の単位そのものは同じで、戦闘中の移動速度が大きく変わると考えるのが妥当だな。
ガンシップコルベット1隻 vs フリゲート1隻
コルベットが対空を載せていたらフリゲートはなすすべなく死ぬということがよくわかった。ではもしコルベットが対空を載せていなかったら?今回は細かい仕様検証というより実際に戦ったときの結果を見たいので、フル武装で試す。

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結果、コルベットの勝利。装甲が少し削られただけである。
状況としてはフリゲートがコルベットに対して全く魚雷が撃てていなかった。何か…ひとつ前の結果と反するが?まあこれは魚雷は撃てていたのだがコルベットに届いておらず、対空砲は射程内に魚雷があれば撃ち返そうとするから対空砲の消耗には魚雷が機能していた、といったところかな。
まあ魚雷は対大型艦を想定した兵装なのでこの結果は仕方ないだろう。仕方ない、の、だが、だとしたら序盤はフリゲート解放されても作る必要ないね?コルベット最強!コルベット最強!
レーザーコルベット10隻 vs フリゲート10隻
まあ一応増やして試すよ。
結果、フリゲートの勝利。コルベットは全艦撃沈、フリゲートは5隻撃沈の4隻撤退。
非常に、マジのガチで僅差である。フリゲートの耐久が僅かに残った程度。乱数で結果変わるレベルなんじゃない?でも何回もやるのはだるいのでパス。戦況を観察していたが非常に面白い。まず最初に1隻vs1隻とは異なり乱戦のようなあたり方になり、魚雷が活躍、コルベットが一瞬で2隻落とされる。反撃でコルベットがフリゲートを1隻離脱させる。その後も旋回しながらレーザーを撃つコルベットと、それを追い魚雷とミサイルを撃ち込むフリゲートの図。常に数的にはフリゲートが有利を維持したが、避けてフリゲートを撤退させていた。コルベットは魚雷を食らうと撤退の間もなく撃沈されるので、撤退はできなかった様子。フリゲート、少しはやるじゃねえか。
レーザーコルベット5隻+実弾コルベット5隻 vs フリゲート10隻
レーザーの枠をコイルガンにしたコルベットに半分変えて試す。
結果、フリゲートの圧勝。まあかなり装甲寄りのフリゲートだし妥当ではあるか。やはり序盤の実弾は弱い。
レーザーコルベット5隻+オートキャノンコルベット5隻 vs フリゲート10隻

オートキャノンは確か研究順としてもコイルガンの次だから相性チェックとしては意味があるかわからん。まあどんな図になるか気になったので。
結果、コルベットが5隻残り、フリゲートは全滅。
すごい火力だオートキャノン。まあ1ランク上の武装を装備したらさすがにね。いまの構成は全体的に少し装甲寄りにしてるんだけど、オートキャノンコルベット10隻にしたらどうなるんだろう…?
オートキャノンコルベット10隻 vs フリゲート10隻
結果、コルベットが7隻残って勝利。
マジか???装甲寄せフリゲートがオートキャノンに瞬殺されたが。オートキャノンは装甲に弱いはずじゃなかったのか…。ベースの火力があまりにも高すぎて50%にしても装甲をぶち抜いている。
オートキャノンコルベット10隻 vs フリゲート10隻
オートキャノン実験をするにあたりフリゲートのレベルを合わせる。オートキャノンは工学研究5000ラインなので、合わせてフリゲートの武装を反物質ミサイルに変更。他はそのまま。
結果、フリゲートが勝利。3回やったけど3回とも。
ここは以外だった。兵装のラインを合わせたら、装甲寄りフリゲートにオートキャノン単体では勝てないのだな。
オートキャノンコルベット5隻+レーザーコルベット5隻 vs フリゲート10隻 Level III
全体的にランクIII相当にして試す。



結果、コルベットが3隻ぐらい残って勝利。数回やったけど大体同じような結果。
かなり感覚に合う。オートキャノンは非常に強いが、オートキャノンコルベットだけで組むとひとつ前のように、フリゲートに敗北する。しかし同ラインのレーザーと混成にすることで装甲寄りのフリゲートをぶち抜ける。
曖昧にまとめ
序盤になんか強そうな顔して解禁されるフリゲートは、敵の対空が無い場合に限り、序盤戦においてはほんの気持ち強い。
フリゲートは魚雷でシールド貫通するなら、混成艦隊にするのは弱くて魚雷ミサイル特化にする必要がある。でもそれは敵に対空がちょっとでもいたら火力負けしてしまう。フリゲート解放直後にフリゲートを作るべきか明らかにするには、敵国共の一般的なコルベット設計に対空が含まれるかどうかを調査する必要がある。含まれるのなら、作る価値は全く無い。
仮にコルベットには含まれなかったとしても、駆逐艦には含まれている気がする。以前フリゲートを量産したが戦争で使い切らず割と多くのフリゲートが残ってしまったのだが、それを駆逐艦が出てきた当たりの戦争に投入したらかなり不利っぽい削られ方をしていた。まあ有利不利という言い方をするなら駆逐艦に弱いのはコルベットも同じだが、コルベットなら駆逐艦との混成艦隊に流用できる。しかしフリゲートはできない。ここが大きな差だ。つまり原則として、解放直後にフリゲートは作らなくてよい。原則はレーザーコルベットに2割ぐらいコイルガンコルベットを混ぜて対応するのが無難だろう。コイルガンの研究が進んでなければレーザーオールでもよいぐらい。
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